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ボロブドゥル寺院遺跡群(シャイレーンドラ朝)

■ ボロブドゥール寺院
ボロブドゥール遺跡は、中部ジャワの中心都市ジョグジャカルタの北西約42kmに所在し、巨大なムラピ火山に囲まれた平原の中央に立地する。遺跡総面積はおよそ1.5万m2。高さはもともと42mあったが、現在は破損して33.5mになっている。シャイレーンドラ朝の時代、大乗仏教を奉じていたシャイレーンドラ王家によって、ダルマトゥンガ王治下の780年頃から建造が開始され、792年頃に一応の完成をみたと考えられるが、サマラトゥンガ王(位812年〜832年)のときに増築されている。ボロブドゥールは、寺院として人びとに信仰されてきた建造物であるが、内部空間を持たないのが際だった特徴となっている。最も下に一辺約120mの基壇があり、その上に5層の方形壇、さらにその上に3層の円形壇があり、全体で9層の階段ピラミッド状の構造となっている。この構造は、仏教の三界をあらわしているとされる。5層の方形壇の縁は壁になっていて、露天の回廊がめぐらされる。方形壇の四面中央には階段が設けられており、円形壇まで登れるようになっている。総延長5kmにおよぶ方形壇の回廊には、仏教説話にもとづいた1460面におよぶレリーフが時計回りにつづいている。仏像は、回廊の壁龕(くぼみ)に432体、3段の円形壇の上に築かれた釣鐘状のストゥーパ72基の内部に1体ずつ納められており、合計では504体ある。レリーフは、その構図の巧みさ、洗練された浮き彫り彫刻の技法、細部表現の優雅さで知られ、仏像とともにインドのグプタ様式の影響が強く認められるとされる。ボロブドゥールのストゥーパボロブドゥールはまた、その形状から世界最大級のストゥーパ(仏塔)でもある。ストゥーパとは、釈迦の遺骨や遺物などをおさめた建造物であるが、ボロブドゥールは、さらにその内部にも多数のストゥーパを有する特異な構造を呈している。ストゥーパの釣鐘状になっている部分は、一辺23cm大の石のブロックを交互に積み上げ、中の仏像を拝することができるようになっている。漆喰などの接着剤の類を一切用いることなく積まれている。ストゥーパ72基は、全体では三重円を描くように並び、頂上には釈迦の遺骨を納めたとされる、ひときわ大きなストゥーパがあり、天上をめざしている。この中心塔には大日如来を置かず空っぽにしており、大乗仏教の真髄である「空」の思想を強調しているとされ、ジャワ仏教の独自性が示される。ボロブドゥールは、それ自体が仏教的宇宙観とくに密教的宇宙観を象徴する巨大な曼荼羅といわれ、一説には、須弥山を模したものとも考えられている。ボロブドゥールは、その規模と構造の特異性よりアンコール・ワットと並び、東南アジアの代表的な仏教遺跡とされている。2006年5月27日に起こったジャワ島の大地震で寺院の石塔の一部が崩れるなどの被害を受け、学者群が調査のあと、修復を予定している。

■ ムンドゥッ寺院
ボロブドゥールの東約3kmにあり、堂内に安置された3体の石造仏で知られる。
特に中央の如来倚座像はその美しさで知られる。
入口の左右の内壁に描かれたレリーフは鬼子母神と毘沙門天と考えられている。

■ パオン寺院
ボボロブドゥールとムンドゥッ寺院を結ぶ直線の中間地点にパオン寺院がある。
一直線に並ぶその位置から、この一帯がこれらを含む多数の寺院群で構成された
巨大な仏教複合構造物ではなかったのかという推測も持たれている。

プランバナン寺院群 (古マタラム王国)

寺院群のうち中心的存在であるプラバナン寺院は古マタラム王国のバリトゥン王(在位898年〜910年)による建設と言われる。古マタラムの王宮もこのあたりにあったと考えられているが、伝染病が流行り10世紀ごろ遷都した。のちの1549年の地震で遺跡が大破した。しばらく忘れ去られていたが、1937年から遺産の修復作業が行われている。プランバナン寺院群はヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級で、仏教遺跡のボロブドゥール寺院遺跡群と共にジャワの建築の最高傑作の一つとされる。

2006年5月27日に発生したジャワ島中部地震で大きな損害を受けた。

サンギラン初期人類遺跡

サンギランは、ジャワ島の東側中央辺りにある町ソロの近くにある。1936年の発掘調査で、ジャワ原人の頭蓋骨、歯、大腿骨の化石が発見されてた。またサンギランの発掘場では、少なくとも150万年前ごろから、比較的新しい1万年前ごろの人間の形跡がある。メガントロプス、ジャワ原人、ホモ・エレクトゥスなどの初期人類の化石が多数見つかっており、その数は世界で発掘された化石の半数に相当する。サンギランで発掘されたものの一部は、サンギラン博物館で公開されている。

ウジュン・クロン国立公園 - (1991年)

ウジュン・クロン国立公園はインドネシアにある国立公園の一つ。1991年、クラカタウ諸島自然保護区とともにユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。
ウジュン・クロン国立公園はインドネシア初の国立公園である。気候としては、
低地熱帯雨林帯に属し、熱帯性植物が生い茂っている。
また、開発の進むジャワ島において貴重な生物の棲息地帯でもある。
絶滅が危惧されているジャワサイやバンテン(野生牛)、カニクイザル、
インドクジャクなどの生息地である。

コモド国立公園 - (1991年)

コモド国立公園(コモドこくりつこうえん)はインドネシアの国立公園の一つ。1991年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。
コモド国立公園自体は173.5kuの面積を有する。小スンダ列島に位置し、世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲが棲息していることで有名である。コモドオオトカゲは肉食性であり、普段はおとなしいとされるが時に人間の様な
大型哺乳動物をおそうこともある。西洋人が1911年に発見したときは恐竜の生き
残りと思われた。また、イルカやウミガメなどの他の希少生物も棲息している。

ロレンツ国立公園 - (1999年)

ロレンツ国立公園(グヌン・ロレンツ国立公園とも)はインドネシアの国立公園の一つ。1999年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。

ロレンツ国立公園はインドネシアのイリアンジャヤ州(ニューギニア島西部)に位置する。未開の地と言われどのような種が住んでいるか未だにすべて確認されていない。近年公園近くの鉱物資源が注目されたため開発が始まったが、警告の意味を込めて世界遺産登録が行われ、この地域の自然が守られることになった。しかし、今でも公園外で鉱物の採掘が行われている。

スマトラの熱帯雨林遺産 - (2004年)

スマトラの熱帯雨林遺産(- ねったいうりんいさん)はインドネシア、スマトラ島にある、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された自然地域である。

スマトラの熱帯雨林遺産は東南アジア独特の種や、ここでしか見られない種などを抱える非常に大きな国立公園群である。スマトラ島の生物の進化を伝える跡も残る。

 
 
 
 
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